沈黙の日曜日

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競馬を始めて20年余になりますが、痛恨のレースがいくつかあります。その中でも、一番記憶に残っているのは、1998年の天皇賞・秋です。

 

このレースは、サイレンススズカが絶対勝つと思い、かなりの資金を投入した記憶があります。宝塚記念(G1)を含め6連勝でむかえた天皇賞・秋。鞍上は天才武 豊。単勝1.2倍は絶対的な信頼の証でした。 好スタートから、快調に飛ばすサイレンススズカと武豊。3コーナーを回った時点で多くの競馬ファンは、勝利を確信したと思います。しかし府中の欅(けやき)を過ぎた地点でサイレンススズカの脚元がおぼつかなくなります。コースから外れ、次々と抜かれていくサイレンススズカ。その後のレースの経過については全く記憶がありません。

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同馬は、レース中に骨折し結局予後不良と診断され、安楽死処分となってしましました。現在でも、1800~2000mまでなら史上最強と言う人もいます。事実、毎日王冠では、後に凱旋門賞で2着になるエルコンドルパサーを完封しています。同時代であれば、ディープインパクトですら、差しきるのは困難だったのではないでしょうか。 当然、サイレンススズカから流していた私は、大きな損失を出してしまいました。レースが終った後は、しばらく呆然自失の状態でした。その後は、生活を切り詰めてなんとか対応しましたが、相当苦しかったのは事実です。

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結局、ギャンブルは資金管理です。1つのレースで資金の大半を失う事は避けるべきでした。また勝負事に絶対はないという事。いくら確信があっても投入金額は生活に影響をおよぼさない範囲にとどめるべきでした。その後は、資金の管理手法を見直し、今でも生活の範囲内で気楽に競馬を楽しんでいます。1998年の天皇賞・秋、自分にとっては競馬に絶対はないという事を学んだ貴重レースでした。

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